- 複数拠点の備品管理を楽にしたい
- アスクルを使っているが、もっとコストダウンできないか?
- 購買プロセスを可視化して、内部統制を強化したい
このような悩みを持つ総務・購買担当者様にとって、アスクルの大規模事業所向けサービス「ソロエルアリーナ」は非常に魅力的な選択肢です。
しかし同時に、「導入が面倒そう」「デメリットはないの?」といった不安を感じ、導入をためらっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、アスクル・ソロエルアリーナの正規取扱店であるSTアオキが、お客様からよくご相談いただくソロエルアリーナのデメリットと、その解決策について専門家の目線で徹底的に解説します。
- ソロエルアリーナの導入でよくある「デメリット」
- デメリットを解決し、メリットに変える方法
- アスクル、ソロエルアリーナの明確な違い
ソロエルアリーナの「デメリット」は「解決可能」
読者様が最も知りたい結論からお伝えします。
巷で「デメリット」と言われがちな点は、
- 導入時の初期設定の手間
- 使いこなすための運用設計
に集約されます。
しかし、これらは導入をサポートする正規取扱店の力量次第で、デメリットではなく「大きなメリット」に変えることが可能です。
ソロエルアリーナのデメリットが「メリット」に変わる理由
ソロエルアリーナは、単なる通販サイトではなく、「購買管理システム」です。
- デメリット(に見える点): 初期設定(拠点登録、承認ルート設定、購入可能商品の制限など)が複雑そう。
- 事実: この設定をしっかり行うからこそ、導入後に「各拠点が好き勝手に発注するのを防ぐ」「購入品目を標準化してコストを下げる」といった内部統制とコスト削減が実現できます。
重要なのは「導入目的の明確化」と「運用設計」
デメリットを最小化し、メリットを最大化する鍵は、導入前に「何のために導入するのか」という目的を明確にし、それに合わせた運用ルールを設計することです。
「管理が複雑そう」と不安に思う前に、まずは「自社でどう活用できるか」を具体的にイメージしてみましょう。
ソロエルアリーナの主なデメリットと解決策
お客様が不安に感じがちな「デメリット」とされるポイントと、当社が提供する「解決策」を具体的に解説します。
デメリット1:導入時の初期設定が複雑で時間がかかる
- 【よくある悩み】
- 拠点(部署)ごとのID発行や登録が面倒そう。
- 誰を承認者にして、どのルートで発注を許可するかの「承認ルート設定」が複雑。
- 「この部署はこの商品だけ」といった購入商品の制限(カタログコントロール)が難しい。
- 【自社での解決策】
- 社内に「導入プロジェクト担当者」を決める: 総務部や情報システム部など、全体を管轄する部署に専任担当者を置き、責任を持って設定を進める体制を作ります。
- 事前に「現状の購買ルール」を可視化する: 現在、誰が、何を、どのルートで承認して購入しているのかを、エクセルやフロー図で書き出しておくと、システムへの設定がスムーズです。
- 「スモールスタート」を検討する: 最初から全社・全拠点で完璧に始めようとせず、まずは「本社だけ」「特定の1部署だけ」で導入し、運用しながら徐々に拡大していく方法も有効です。
デメリット2:購買ボリュームが小さいとメリットが出にくい
- 【よくある悩み】
- ソロエルアリーナは「大企業向け」と聞くが、自社程度の規模でメリットが出るのか?
- アリーナ(通常のアスクル法人向け)との違いが分からない。
- 【自社での解決策】
- 現状の「総購買費用」を棚卸しする: アスクルで現在購入している金額だけでなく、他社(文具店、ネット通販など)で購入している備品費も合算し、「会社全体でいくら使っているか」を把握します。
- 「管理コスト」も含めて判断する: 金額的なボリュームディスカウントだけでなく、「承認の手間が減る」「請求書処理が一本化される」といった**業務効率化(目に見えないコスト削減)**のメリットも考慮して判断することが重要です。
デメリット3:運用が定着せず、結局使われなくなる
- 【よくある悩み】
- 新しいシステムを導入しても、現場の社員が使ってくれない。
- 結局、今まで通りバラバラに発注されてしまうのでは?
- 【自社での解決策】
- 「導入目的」を経営層から全社に周知する: 「なぜソロエルアリーナを導入するのか」(コスト削減、内部統制強化のため)を、トップダウンでしっかりと全社員に説明し、協力を仰ぎます。
- シンプルな「社内利用マニュアル」を作成・共有する: 全機能を使わせようとせず、「これだけ守ればOK」という最低限のルールと操作方法をまとめた簡単なマニュアル(A4一枚程度)を作成し、共有します。
- 定期的に「利用状況」をモニタリングする: 管理者は定期的に管理画面をチェックし、ルール通りに使われているか、問題が起きていないかを確認し、必要に応じて現場にフィードバックします。
【比較表】アスクルとソロエルアリーナの違い
「結局、自社はどれ?」という疑問にお答えするため、各サービスの違いを一覧表にまとめました。
ソロエルアリーナのデメリットは、中〜大規模企業にとっては「管理機能」というメリットの裏返しであることが分かります。
| 比較項目 | アスクル(個人) | アリーナ(中小企業向け) | ソロエルアリーナ(中〜大企業向け) |
| 対象 | 個人・個人事業主 | 法人(1拠点〜) | 法人(多拠点・多部署) |
| 購買管理機能 | なし | 簡易的(部門登録) | ◎ 詳細な管理 |
| 承認ルート | なし | なし | ◎ 必須 |
| カタログ | 標準 | 標準 | ◎ コントロール可能 |
| 価格 | アスクル価格 | アリーナ価格 | ◎ ボリュームディスカウント |
| 請求 | カード・代引など | 拠点ごと | 一括 / 拠点ごと選択可 |
ソロエルアリーナとアスクルの違いの詳細を知りたいなら、以下をご覧ください。
>>ソロエルアリーナとアスクルの違いを徹底比較!御社に最適な購買管理はどっち?
ソロエルアリーナが向いている企業・向いていない企業
ソロエルアリーナのデメリット(=管理機能の複雑さ)を踏まえた上で、導入がおすすめな企業様、そうでない企業様の例をご紹介します。
◎ ソロエルアリーナが向いている企業
- 複数の拠点(支社、工場、店舗、施設)でバラバラに備品を発注している。
- 全社の「何を」「どれだけ」買っているかを把握し、コスト削減したい。
- 発注の「承認プロセス」をシステム化し、内部統制を強化したい。
- 部署や役職ごとに、購入できる商品や予算を管理したい。
- 全社の請求書を本社で一括管理し、経理業務を効率化したい。
△ アリーナ(通常のアスクル)の方が向いている企業
- 拠点が1〜2ヶ所のみである。
- 月間の備品購入金額が[〇万円]未満である。(※あくまで目安)
- 面倒な設定は一切せず、とにかく「早く・安く」モノが届けば良い。
- 承認ルートなどの管理機能は不要である。
ソロエルアリーナ導入までの一般的なステップ
自社で導入を進める場合の、一般的な検討ステップです。
ステップ1:情報収集と現状分析
アスクルの公式サイトなどでソロエルアリーナの機能詳細を確認します。
同時に、前述の通り「現状の総購買費用」と「購買プロセス」を社内で棚卸しします。
ステップ2:導入計画と体制づくり
「導入目的」を明確にし、社内の「導入担当者」を決定します。
「承認ルート」や「拠点ごとの権限」など、基本的な運用ルールを設計します。
ステップ3:申し込みとアカウント初期設定
ソロエルアリーナの利用を申し込みます。
アカウント発行後、ステップ2で設計した内容に基づき、管理画面で拠点情報、利用者情報、承認ルートなどを設定していきます。
ステップ4:社内レクチャーと運用開始
利用者向けに、簡単なマニュアルを配布したり、説明会を開いたりして、利用方法を周知します。
運用を開始し、定期的に利用状況をチェックしながら改善を続けます。
まとめ|ソロエルアリーナのデメリットは「事前の計画」で乗り越えられます
ソロエルアリーナのデメリットとして挙げられる「設定の複雑さ」や「運用ルールの設計」は、裏を返けば、それだけ高度な「購買管理」と「コスト削減」を実現できるというメリットの証拠です。
「面倒そう」と敬遠する前に、まずは自社の現状の購買プロセスにどのような課題があるかを洗い出してみてください。
もし「拠点ごとのバラバラ発注」「コストの不透明性」「承認プロセスの形骸化」といった課題があるならば、ソロエルアリーナの導入は、そのデメリットを補って余りあるメリットをもたらすはずです。